裁判のIT化が始動します! |ブログ|村山司法書士事務所

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裁判のIT化が始動します!

 「裁判のIT化」とは?

 民事裁判が大きく変わろうとしています。
 目指しているポイントは、
  ◇申し立て等の書類をオンラインで提出できる(e提出)
  ◇ウェブ会議にて審理に参加できる(e法廷)
  ◇紙媒体だった書類を電子データで管理できる(e事件管理)
 などです。

今年のIT化のポイントは?

 令和5年3月1日から、まずは、電話による弁論準備手続の期日等への参加の要件の緩和が始まります。併せて、住所、氏名等の秘匿制度も創設されており、犯罪被害者の住所、氏名等の情報を相手方に秘匿したまま民事訴訟手続等を進めることができるようになります。
 弁論準備手続とは、裁判の進め方を調整したりする話合いの場で、その期日等に当事者双方が出席していないケースでも、電話会議等を利用して期日に参加することが可能になります。さらに、今年中には、和解といった解決するための話し合いの期日も、電話会議等で参加可能になる予定です。
 諸外国では、すでに裁判のIT化が社会に定着している国もあります。何もかもをIT化することが良いことではないと感じますが、いずれにしても、利用者が自分の体調や環境に応じて選べる制度が存在することは大切なことだと思います。
 みんなに利用しやすい制度になることを期待しています。私もそうなるように努力して行きます。